(VOVWORLD) - 5月1日、国家主席府で、グエン・スアン・フック国家主席はベトナムを公式訪問中の日本の岸田文雄首相と会見しました。
会見で、両首脳は、ベトナムと日本の広範な戦略的パートナーシップが実質的かつ良好に発展していることに喜びの意を表明し、両国が新型コロナとの闘いにおいて緊密に連携してきたことや、日本は常にベトナムにとって投資・貿易・ODA・観光などの分野における最大の相手国であることはそのパートナーシップの発展を示しているとしています。
フック国家主席は、「日本は常に、ベトナムにとって信頼たる戦略的で重要な相手国である」と述べ、今後も、ハイレベルの訪問団を頻繁に交換して政治信頼を強化する必要があると提案しました。また、国防・安全保障、経済、投資・貿易、医療、気候変動、再生エネルギー、ODAなどの分野において両国の協力をさらに深化させたいとの考えを表明し、2023年に両国の外交関係樹立50周年記念活動を成功させる決意を示しました。
一方、岸田首相はフック国家主席の提案に賛成の意を示し、両国の広範な戦略的パートナーシップを新たな発展段階に押し上げようとの希望を表明しました。
会見で両首脳は、ベトナム東部海域(南シナ海)問題やウクライナ情勢など、共に関心を寄せている地域と国際の問題について意見交換をしました。