5日、ハノイで開かれた国家銀行の総括会議で、グエン・スアン・フック首相は、2016年、財政政策が主体的かつ柔軟に実施され、インフレが抑制されたと高く評価しました。
会議で発表しているフック首相
フック首相は、「インフレ率が、国会が打ち出した目標を下回ったことは、金融政策と物価管理政策との調和がとれたことによる大きな成果である」と明らかにし、国家銀行に対し、2017年、マクロ経済の安定、インフレ抑制、為替レートと金市場の安定、外貨準備高の増加に取り組むよう要請しました。そして、銀行部門は、ハイテクのアグリカルチャー、中小企業を始め、経済成長や雇用創出、輸出強化に大きな役割を果たす分野への支援を強化する必要があると述べました。