(写真:TTXVN)
29日、グエン・スアン・フック首相夫妻率いるベトナム代表団はフィリピンのドゥテルテ大統領の招きに応じて、フィリピンの首都マニラで開かれたASEAN=東南アジア諸国連合の第30回首脳会議と関連する会合へ出席を終え、マニラを発ち、帰国の途に着きました。
これより前の同日、マニラで、フック首相はフィリピンのドゥテルテ大統領と会見を行いました。
会見で、双方は各レベルの訪問団の交換、両国の政府合同委員会の早期開催などで一致しました。ドゥテルテ大統領はベトナムとの関係を重視すると明らかにすると共に、「ベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席が2017年中、フィリピンを訪問することを歓迎する」と述べました。また、フィリピンに長期的にコメを供給する用意があるというベトナムの意向に感謝の意を表明しました。
ベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海問題に関して、ドゥテルテ大統領はCOC=海上行動規範を早期に作成するため取り組むことを公約しました。
この機に、フック首相はドゥテルテ大統領に対し、ASEANの議長国として、今年11月にベトナムで開催されるAPEC=アジア太平洋経済協力首脳会議に参加することを招きました