フック首相（左）と医療部門の幹部ら

12日午後、グェン・スアン・フック首相、ブ・ドク・ダム副首相は保健省の2017年の任務を定めるサテライト会議に参加しました。

会議で発言に立ったフック首相は昨年に医療部門が収めた成果を高く評価した上で、今年の任務について次のように語りました。

（テープ）

「医療部門に対し、それぞれの国民健康の管理、ケアを目標にするという方向に向けて医療活動を常に刷新し、医療活動の質量を向上させるよう要請します。現実のベトナムは、家庭医というモデルは都市部に適用できますが、農村部にとってはいまだ難しい構想です。」

このように語ったフック首相は「医療部門にとって最も高貴な使命は、人間の健康をケアすることですから、患者の満足度を最重要な目標にする必要がある。その目標を実現する為には、医療部門は、先進的な方法を導入すると共に、患者を自分の身内のように見なして対応する必要がある」と強調しました。