２３日夜、グェン・スァン・フック首相夫妻は２０１７年の伝統的お正月テトを祝うレセプションを主催し、ベトナムに駐在する各国の大使と国際組織の代表多数が出席しました。この新年祝賀会は政府事務局をはじめ、外務省、文化スポーツ観光省、ハノイ人民委員会の共催によるものです。レセプションで、フック首相は各国大使と国際組織の代表らに祝い言葉を述べるとともに、「ベトナムは全ての国との友好協力関係を維持し、『平和、独立、自主、多様化、多方面』という全方位外交政策を堅持している」と強調しました。

また、ベトナムの経済社会発展事業の成果を振り返り、「ベトナム国は１千万人の外国人旅行者を迎え、各国と国際組織の２４名の首脳が訪れた。ベトナムの指導者らは１８カ国 訪問を行なってきた」とし、次のように語りました。

（テープ）

「私は２０１７年のWEF ＝世界経済フォーラムに出席できたばかりです。このフォーラムで、様々な活動や討論会に参加し、多くの国の首脳らと会見しました。このフォーラムは、２０１７年に関する楽観的な兆しと第４次産業革命の大きなチャンスを予測したほか、保護主義や、金融的財政的リスク、国際テロ、環境汚染、気候変動などの様々な問題も指摘されています。その背景の中で、全ての国は国連憲章と国際法に沿って、世界の平和、安定に向けて共同行動を行う必要があります。」

このように語ったフック首相はベトナムに駐在する各国大使、国際組織、支援国の代表がベトナムの発展事業に積極的に寄与してきたことに感謝の意を表明しました。