フック首相、安倍首相と会談

(VOVWORLD) -双方は国防・安全保障、国連の平和維持活動、及び、戦争後遺症の克服における協力強化で一致しました。

6日、東京赤坂迎賓館離宮で、グェン・スアン・フック首相率いるベトナム政府代表団を歓迎する式典が盛大に行われました。歓迎式の後、安倍首相はフック首相と会談を行いました。

フック首相、安倍首相と会談 - ảnh 1

会談で、双方は政治的信頼の強化、相互訪問の維持、両国間の対話体制の効果向上で一致しました。双方は国防・安全保障、国連の平和維持活動、及び、戦争後遺症の克服における協力の強化で一致しました。

双方は投資、貿易、ハイテク産業、労働などの分野における協力の拡大、日本の対ベトナム投資の強化で一致しました。双方は2017年中、高級レベルの農業対話の開催、ベトナムの龍眼やレイシが日本市場に、そして、日本のみかんやオレンジがベトナム市場に進出できるための手続きを加速させることで一致しました。

双方は人材育成における協力強化、草の根外交の促進、2018年に行われるベトナム・日本外交関係樹立45周年を記念する活動の開催で一致しました。

会談で、両首相は共に関心を持っている地域と国際問題について意見を交換すると共に、ASEAN=東南アジア諸国連合, ASEM=アジア欧州会合, APEC=アジア太平洋経済協力、国連の場での緊密協力を強調しました。

フック首相、安倍首相と会談 - ảnh 2         (写真:TTXVN)

ベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海問題に関して、双方は平和、安全保障、航行の安全と自由の確保の重要性で一致すると共に、1982年の国連海洋法条約を始め、国際法を基礎に、紛争を平和的措置で解決することで一致しました。

会談後、フック首相と安倍首相は14件の合意書の交換式に立ち会いました。その中で、1兆1030億円相当の 4件のODA政府開発援助プロジェクトに関する文書の交換が行われました。

その後、両首相は共同記者会見を行い、会談の主な内容を通知しました。会談の直後、双方はベトナムと日本との広範な戦略的パートナー関係の深化に関する共同宣言を発表しました。


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