フランシスコ教皇死去 葬儀は26日に 各国首脳が参列か

(VOVWORLD) -ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が21日、88歳で亡くなりました。各国では、その死を悼む動きが広がっています。
フランシスコ教皇死去 葬儀は26日に 各国首脳が参列か - ảnh 1(写真:AP)

ローマ・カトリック教会は、フランシスコ教皇の葬儀を26日に執り行うと発表しました。葬儀にはアメリカのトランプ大統領やフランスのマクロン大統領が参列する意向を示しているほか、ウクライナのゼレンスキー大統領も参列する方針が伝えられていて、各国の首脳が集まるものとみられます。

アルゼンチン出身のフランシスコ教皇は、2013年に中南米出身者として初めて教皇に選ばれ、2019年には、日本を訪れ、被爆地の広島や長崎でスピーチを行い、核兵器の廃絶を訴えました。

ことし2月から1か月余りにわたり入院するなど、健康への懸念も広がっていましたが、20日には、キリストの復活を祝うイースターにあわせて姿をみせていました。

ローマ教皇庁は、教皇が21日午前7時半すぎに亡くなったと発表し、その後、死因について、脳卒中と心不全だったと明らかにしました。88歳でした。

バチカンにあるサンピエトロ広場では、21日夜、信者など大勢の人々が集まり、追悼の祈りをささげました。

また、フランス・パリにあるノートルダム大聖堂や、イギリス・ロンドンのウェストミンスター大聖堂などでも祈りがささげられ、世界各地でその死を悼む動きが広がっています。新しい教皇は、枢機卿たちによるコンクラーベと呼ばれる選挙で選ばれます。

ロイター通信によりますと、コンクラーベは、通常、教皇が亡くなってから15日から20日後に行われるということで今後、新しい教皇に誰が選ばれるのかについても関心が高まりそうです。(NHK)

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