フランスとドイツ、グリーンランドに部隊を派遣

(VOVWORLD) - デンマーク国防省によりますと、今後数週間のうちに、同国軍は北極圏および欧州の一部同盟国とともに、北極地域における実効的なプレゼンス強化や演習活動の拡充方法について検討を進める方針です。

デンマーク政府の要請を受け、15日、フランスとドイツの兵士が戦略的要衝であるグリーンランドに派遣されました。これは、アメリカのドナルド・トランプ大統領が同島の安全保障をめぐって示している懸念を和らげる狙いがあるとされています。

デンマーク国防省によりますと、今後数週間のうちに、同国軍は北極圏および欧州の一部同盟国とともに、北極地域における実効的なプレゼンス強化や演習活動の拡充方法について検討を進める方針です。

現時点で軍事的プレゼンス強化計画の規模は公表されていませんが、初期段階の展開は比較的限定的なものとされています。ドイツ国防省は、15日午前、13人からなる偵察部隊をグリーンランドの首都ヌークに派遣したと明らかにしました。一方、フランス政府も、山岳歩兵部隊に所属する15人の兵士がすでにヌークに到着したと発表しています。フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、SNSのXへの投稿で「今後も別の部隊が続く」と述べました。

フランスとドイツに加え、スウェーデンとノルウェーもグリーンランドへの部隊派遣を表明しています。しかし、フィンランドやポーランドなど他の欧州諸国は、派兵を拒否するか、あるいは慎重な姿勢を示しています。

一方、同日、アメリカ・ホワイトハウスで行われた記者会見で、ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は、北大西洋条約機構(NATO)に属する一部の欧州諸国がデンマークを支援するためにグリーンランドへ部隊を派遣しても、アメリカによるグリーンランド併合という目標が揺らぐことはないと強調しました。

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