ブレア英元首相:イラク戦争で「謝罪」

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イギリスのブレア元首相(写真: MSNBC)


イギリスのブレア元首相は25日に放映された米CNNテレビのインタビューで、2003年にアメリカとイギリスなどが主導して開始したイラク戦争を正当化する根拠だったフセイン政権の大量破壊兵器保有など情報の誤りについて謝罪しました。ブレア氏は首相在任中の2003年、世論の反対を押し切ってイラク戦争参戦を決断しました。

ブレア氏は「彼(フセイン元大統領)は自国民などに大規模に化学兵器を使用していたが、(大量破壊兵器の)プログラムが我々の想定した形では存在しなかった点は謝罪する」と述べました。また、戦争の準備や、フセイン政権を排除することの影響に関する理解についても「誤り」があったと認めました。

また、過激派組織IS=イスラム国の拡大について米英のイラク侵攻が原因だったとの見方に関しては「いくらかの真実」があるとして「03年にサダム(フセイン元大統領)を排除した我々に、15年の状況に全く責任がないとは言えない」と述べました。一方で、IS拡大の背景には11年に始まった中東の民主化要求運動「アラブの春」の影響もあるとの認識を示しました。

ブレア氏がイラク戦争についてこのタイミングで限定的な「謝罪」を口にしたことについて、主要英メディアは、開戦時に関する政府調査の結果発表の影響を軽減するためとの見方も報じています。

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