フンセン首相によるベトナム訪問の結果


21日、カンボジアのフンセン首相はベトナム公式訪問を成功裏に終えました。フンセン首相は訪問期間中、グエン・スアン・フック首相と会談したほか、グエン・フー・チョン党書記長や、チャン・ダイ・クアン国家主席、グエン・ティ・キム・ガン国会議長を表敬訪問しました。

また、ホーチミン廟や、英雄記念塔に花輪を捧げました。さらに、フンセン首相は、ホーチミン市と南部ドンナイ省を視察しました。


フンセン首相によるベトナム訪問の結果 - ảnh 1


ベトナムの指導者らとの会見で、双方は、両国関係を強化することの重要性を再確認し、今後も、「善隣、友好、全面的協力、長期安定」という方針に従ってその関係を発展させていくことや、1999年や、2005年、2009年、2011年、2014年、2016年に発表された両国の共同宣言に盛り込まれた合意を履行すること、相手国の独立、主権、領土保全、内政不干渉という原則を尊重すること、敵対勢力が自国の領土を利用して相手国を脅かすことを許さない原則、平和措置で問題を解決すること、訪問団交換を強化すること、来年の外交関係樹立50周年を記念する活動を共同で行うことなどで一致しました。

国境問題に関しては、国境線画定と標識設置作業を早期に完了させる方針です。双方は、ASEANや、国連など国際場裏での協力と協調、情報と経験交換を強化し、国連の各機関への相手国の立候補を支持することにも合意しました。

領海紛争問題に関し、双方は、DOC=海上行動宣言を徹底的に履行し、COC=行動規範を早期に達成するために努力することで一致しました。

メコン川流域協力の枠内で連携を緊密化させていくことも重要な課題と見なしています。この機に、両国は刑事司法互助協定や、受刑者の身柄引渡協定など3件の協力文書に調印しました。

ご感想

他の情報