ベトナム 世界の人権保護に貢献

2月27日と28日の両日、スイスのジュネーブで、国連人権理事会の第34回総会が開催されました。総会には、国連のアントニオ・グテーレス事務総長、及び、110の国と国際組織の代表が出席しました。ベトナムからは、ハー・キム・ゴック外務次官率いる代表団が参加しました。

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(写真:TTXVN)

総会で発言にたったゴック次官は、「ベトナムは、子どもの権利に対する気候変動の影響に関する決議の提出、身体障がい者向けの労働環境保障や海上での労働者の権利に関する国際会議の提案、人身売買防止対策のための宣伝強化を訴えている」と述べ、世界の人権保護に積極的に取り組んでいるベトナムの姿をピーアールしました。

そして、国内では、ベトナムは、人権保護向けの法整備や、国連のミレニアム目標の実現、気候変動対策を目指すパリ協定の展開などを積極的に進めていると強調しました。また、ベトナムはASEAN東南アジア諸国連合と一緒に、人間を中心としたASEAN共同体作りに努力していると明らかにしました。

国連人権理事会の総会を機に、ベトナムのゴック外務次官は、オーストラリア、グルジア、イギリス、ウルグアイ、ポーランドの代表を会見しました。これらの会見で、双方は、二国間関係の発展を目指す措置について話し合ったほか、共に関心を寄せている地域と国際問題について意見交換しました。

ベトナム東部海域(南シナ海)問題について、ベトナムは、武力行使または武力による威嚇をせず、1982年国連海洋法条約を始め、国際法に基づいて平和的に解決するという終始一貫した立場を強調しました。一方、相手国の代表は、ベトナムのこうした立場を共有するとしています。

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