(VOVWORLD) - ベトナムの党、国家、国民は中国との関係を独立、自主、全方位、国際関係の多様化という対外政策における第一の優先課題と戦略的な選択肢に位置付けるとしています。
TTXVN撮影 |
12月1日午後、ハノイで、ボー・バン・トゥオン国家主席はベトナム・中国二国間協力指導委員会第15回会合に出席するため、ベトナムを訪問中の中国の王毅外相と会見した際、このように強調しました。
席上、トゥオン主席は両国に対し、ハイレベルの交流や会合、党、国会、ベトナム祖国戦線と中国人民政治協商会議との協力を促進し、ベトナム・中国二国間協力指導委員会の役割を発揮するとともに、草の根外交を強化するよう提案しました。また、ベトナム東部海域(南シナ海)に関し、両国の高級指導者が達成した共通認識を精力的に実施し、海上衝突を抑制すると同時に互いの正当な利益を尊重し、ベトナム東部海域を平和、友好、協力、発展の海域に構築する必要があるとしています。
一方、王毅外相は「中国の党、政府、国民はベトナムの党、国家、国民との善隣友好、全面協力を重視し、近隣諸国との外交政策の優先課題と見なしている」と強調しました。また、今回の会合で定められた具体的な協力措置を精力的に実施し、あらゆる分野での協力を深化させ、中国・ベトナムの包括的な戦略的パートナーシップを健全化していくとしています。
同日、ハノイでブイ・タイン・ソン外相は王毅外相と会談を行いました。