ベトナム、ASEAN第30回首脳会議に積極的に貢献
第30回ASEAN首脳会議に参加したベトナム代表団
先頃、フィリピンのドゥテルテ大統領の招きに応じて、首都マニラで開かれたASEAN=東南アジア諸国連合の第30回首脳会議と関連する会合に参加したグエン・スアン・フック首相夫妻率いるベトナム代表団はこの会議の成功に重要な貢献を果たしました。
ベトナム外務省のグェン・コク・ズン次官が記者団のインタビューに答えた際、このように強調しました。ズン次官は「フィリピンを含め、ASEAN加盟諸国と協力して、ASEAN2017年の優先課題を具体化させることに参加した。また、ベトナムはASEANの文献、及び、ASEANの第30回首脳会議に提出された内容の作成に積極的に参加する他、ASEAN統合イニシアチブ担当グループの議長としての役割をきちんと果たした。」と明らかにしました。
会議で、フック首相は、ASEAN輪番議長国を努めているフィリピンが提出した優先課題に賛同し、「これらは域内の団結や、ASEANの中核的な役割の発揮に役立つ」と評価しました。また、首相は、「実質的な協力のために、ASEANは国民を中心にする国民の利益の確保や、ASEANの活動の効果向上、域内外の協力の強化といった3つの任務を遂行する必要がある」と訴えました。