23日から25日にかけて、グエン・ティ・キム・ティエン保健大臣率いるベトナムの代表団はスイスのジュネーブで開催されたWHO=世界保健機関の第140回執行理事会に参加しました。ベトナムは2016年から2019年期のWHOの常任理事国として西太平洋地域の37カ国を代表して、第140回執行理事会に臨みました。
理事会では疫病の監視、対応や医療システムの補強、伝染病の防止対策、人々の健康増進、財政問題などが取り上げられました。また、2017年から2022年期のWHOの次期事務局長の候補者3人が選ばれました。ベトナムの代表団は地域と世界の医療問題に関する討議に積極的に参加しました。
なお、WHO執行理事会は、WHO総会で選出された34カ国が推薦する執行理事によって構成され、毎年2回、1月と5月に開催されます。