会見の様子

会見で、テ大臣は、現在、ベトナムとアラブ首長国連邦は航空と海運にうまく協力していると明らかにし、これからは交通インフラ整備に協力を拡大するよう訴えました。一方、Al Dhaheri大使は、両国企業が交通運輸における協力を拡大するようにという希望を表明し、ベトナム交通運輸省に対し、ベトナム企業にアラブ首長国連邦ドバイの民間セクターが主導する貿易物流の振興プログラム「ワールド・ロジスティクス・パスポート」への参加を働きかけるよう提案しました。

なお、ワールド・ロジスティクス・パスポートとは、2020年１月の世界経済フォーラム（ＷＥＦ）でドバイ政府が立ち上げ、同国の物流業界が率いる、商社やフレイトフォワーダー（自ら輸送手段を持たず貨物輸送を行う事業者）など貨物関連企業向けのロイヤルティープログラム制度です。