(VOVWORLD) - セミナーを通じて、両国の専門家らは、AI分野におけるベトナムと日本の協力しあう余地は大きいとの見解で一致しました。
セミナーの出席者 |
先ごろ、ハノイで、AI人工知能に関する日越セミナーが開催されました。このセミナーはVIASM=ベトナム数学研究所、ベトナムの大手企業ビングループ傘下の人工知能研究所「ビンAI(VinAI)」、および日本文部科学省傘下の理化学研究所 革新知能統合研究(AIP)センターの共催によるものであり、日本ベトナム外交関係樹立50周年を記念する活動の一つです。
セミナーにはAI分野に携わる両国の研究者や科学者約100人が出席したほか、研究所や大学、企業の代表多数もオンライン形式で参加しました。
セミナーで、両国の専門家はそれぞれ12件の報告を行い、学問的テーマのほか、老年性認知症、交通の最適化、3DプリントなどにAIを導入する研究について紹介しました。これらの報告はAIに関する国際的セミナーの報告に匹敵すると評価されています。また、セミナーを通じて、両国の専門家らは、AI分野におけるベトナムと日本の協力しあう余地は大きいとの見解で一致しました。