(VOVWORLD) - カンボジアの首都プノンペンで開催中の第40回、第41回ASEAN首脳会議と関連会議を機に、13日午前、ベトナムのファム・ミン・チン首相と日本の岸田文雄首相は会見を行いました。
会見で、チン首相は日本側に対し、ベトナムの再生エネルギー開発、気候変動対応、エネルギー安全保障、食料安全保障、財政面の安全性の確保を支援するとともに、日本に在住している40万人以上のベトナム人に便宜を図るよう提案しました。
一方、岸田首相は、ベトナムは日本の外交政策において重要な地位を占めていると述べ、日本はベトナムに対する新世代のODA政府開発援助の早期展開を目指すと強調しました。また、日本は今月中に、ベトナムの竜眼に対する市場開放を公表すると明らかにしました。
さらに、両首相は国連やASEAN、メコン川流域諸国などの多国間協力メカニズムにおいて緊密に連携することで一致しました。