29日、外務局、ホアンサ県人民委員会、及び、ダナン市の博物館の共催により、「ベトナムのホアンサ群島・歴史的証拠」をテーマにした展示会が開幕しました。
展示会には1626年から1980年まで出版された地図150枚が紹介され、その中には「中国の最南端は海南島まで」ということを示す西側諸国が出版した地図があるほか、ホアンサ群島がベトナムが領有権を主張している海域にあることを示す東南アジア地域の地図があります。特に、1908年と1919年に出版された中国の地図もチュオンサ群島とホアンサ群島に対するベトナムの領有権を示しています。これらの現物や証拠はアメリカ在留ベトナム人であるチャンタンさんがダナン市に寄贈したものです。
ダナン市経済社会発展研究所のチャン・ドク・アイン・ソン副所長は次のように語りました。
(テープ)
「これらのすべての証拠は1955年から1975年までベトナム南部に存在した国家であるベトナム共和国を始め、その前に存在した政権はチュオンサ群島とホアンサ群島に対するベトナムの領有権を主張したことを示しました。つまり、16世紀以来、ベトナムはこの両群島に対する主権を確保していたことも示しています。」