開会式は7月11日夜、閉会式は7月13日夜にラムソン劇場で行われ、全国のラジオ・テレビ局やデジタルプラットフォームで生中継されます。

7月3日、ハノイで行われた記者会見で、フェスティバル組織委員長を務めるベトナムの声放送局副総裁のチャン・ミン・フン氏は、デジタル変革の重要性を強調しました。

（テープ）

「近年、『デジタル変革』という言葉をメディアや日常生活で頻繁に耳にするようになりました。私たちベトナムの声放送局は、デジタル変革が単に技術や方法の刷新にとどまらず、思考や認識、さらには報道システム全体の管理方法を変える広範な変革だと考えています。報道界がこのデジタル変革を効果的に進めることができれば、聴取者との双方向のコミュニケーションが活発になり、その結果、報道全般、とりわけラジオ番組の質が向上すると確信しています。さらに、この変革は新たなビジネスチャンスを生み出し、メディア業界全体の発展を促進する原動力となるでしょう。」

今回のフェスティバルには81団体が参加し、380作品が6つのカテゴリーと5つの賞部門に出品されます。特筆すべきは、ポッドキャスト部門が初めて表彰対象となったことです。これは多様なメディア形態の発展を促進し、視聴者のニーズに応えるための試みです。審査委員会は、出品作品の質の高さと革新性を評価しています。

タインホア省人民委員会のダウ・タイン・トゥン副委員長は、フェスティバルを通じて同省の経済発展や観光の魅力を全国に発信したいと期待を表明しました。

フェスティバルでは、ラジオのデジタル変革に関する国際セミナー、伝統歌劇チェオの愛好者交流プログラム、健康促進のためのランニング大会など、様々な関連イベントも予定されています。これらの活動を通じて、ベトナム全土のラジオ関係者の交流と経験共有が促進されることが期待されています。