21日午前、ハノイで、「ベトナム・インド、国交樹立45周年、戦略的パートナーシップ確立10周年」と題する科学シンポジウムが行なわれました。これは両国の国交樹立45周年、及び戦略的パートナーシップ確立10周年を記念する活動の幕開けとなります。
ダン・ティ・ゴック・ティン国家副主席
開会式で、ダン・ティ・ゴック・ティン国家副主席は「ベトナムとインドは従来からの関係で結ばれ、外交、経済、貿易、国防安全保障、文化を中心にあらゆる分野で協力関係が日増しに発展している。特に両国の政治的信頼は協力関係の発展の土台となっている」と強調しました。ティン副主席は次のように語りました。
(テープ)
「平和と発展に向けてのベトナムとインドの友好協力関係は絶え間なく深化させられています。新たな時期において、両国は類似点を発揮し、問題点を解決するとともに、インドのルックイースト政策におけるベトナムの役割と優先課題を定める必要があります。」
一方、在ベトナムインド大使館のパルバタネニ・カリス大使は次のように語っています。
(テープ)
「我々の統一した立場は両国間の協力、特に国連や非同盟運動の枠内の協調の強化に寄与してきたと思います。また、経済発展や戦略的ビジョンに関しても共通の立場を持っています。両国関係は国交樹立45周年、及び戦略的パートナーシップ確立10周年を迎え、最盛期に入っています。今後も、両国関係の展望は明るいといえます。」