(VOVWORLD) -現地時間の9月21日、アメリカ・ニュヨークで開催中の国連総会の一般討論に出席するのに合わせて、ブイ・タイン・ソン外相とトンガ王国のフェキタモエロア・ウトイカマヌ外相は、ベトナムとトンガ王国外交関係樹立に関する共同コミュニケの調印式に立ち会いました。
席上、発言に立ったソン外相は、「この出来事は両国関係の中で歴史的な節目であり、二国関係の発展の土台であり、両国民の適切な利益に応え、地域と世界の平和・協力・友好のためである」と強調しました。また、ソン外相は、双方に対し各級代表団の相互訪問を推進すると同時に、二国間の協力メカニズムの構築を検討するよう求めました。
一方、フェキタモエロア・ウトイカマヌ外相は、「両国には協力できる多くの潜在力と余地がある」と明らかにするとともに、今後も両国が観光や、気候変動対策、漁業などにおいて協力を推進するよう希望しました。
トンガ王国との外交関係を樹立したことで、現時点でベトナムは合計193か国と外交関係を結んでいます。
なお、トンガ王国は170 を超える南太平洋の島群からなるポリネシアの王国であり、合計面積748平方キロメートルで、2022年、人口10万人を擁しています。