ベトナム、メコン協力戦略の3本柱を展開するための解決策を提案
(VOVWORLD) -26日、ラオスの首都ビエンチャンで開催中の第57回ASEAN=東南アジア諸国連合外相会議および関連会議の枠内で、ド・フン・ベト外務次官率いるベトナム代表団がMJC 15=第15回メコン・日本協力外相会議、およびMKC 12=第12回メコン・韓国協力外相会議に出席しました。
ド・フン・ベト外務次官 |
MJC 15会議で発表を行ったベト外務次官は、新しい期間におけるMJC協力戦略の3本柱を展開するための解決策を提案しました。第一は、東西経済回廊と南部経済回廊に沿った交通・ロジスティクス・ネットワークの整備を通じて、つながる社会を推進すること。第二は、デジタル化を実施するため、デジタルインフラ、質の高いデジタル人材開発、デジタル・トランスフォーメーションに取り組んでいる中小企業への支援、および産業へのハイテクの導入を集中的に実施すること。第三は、国境を越えた水資源の管理、食料とエネルギーの安全保障の確保、自然災害の削減、気候変動への対応における効果的な協力でということです。
MJC 15会議で発表を行ったベト外務次官は、今後の協力のいくつかの優先事項を提案しました。第一は、クリーンエネルギーへの変換プロジェクト、炭素排出量の削減、スマート農業、気候変動への対応、インフラ開発への資金動員を通じて、グリーン成長を促進すること。第二は、メコン川流域のデジタル・トランスフォーメーションの促進、電子商取引に関する協力の強化、デジタル技術の開発、メコン・韓国デジタルフォーラムの展開ということ。第三は、デジタルとグリーン転換のための人材の開発、メコン川流域の労働力の再訓練とスキル向上のためのプロジェクトの実施ということです。