(VOVWORLD) - 新型コロナウイルス感染症が発生した直後、ベトナム共産党政治局や、書記局、政府、首相は疫病予防対策を進めながら、ワクチン戦略を展開し始めました。
グエン・ミン・ブ外務次官=VOV |
具体的には、首相は保健省や、外務省など関連各省庁・機関に対し、ワクチン供給源の模索や、国内でのワクチン研究・開発・生産の加速などを指示しました。グエン・ミン・ブ外務次官は、「ベトナムはワクチン供給源へのアプローチを目指し、年末まで、複数の措置をとっていく」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「私たちは3つの方向に沿って活動を行っていきます。1つ目はこれまで締結されてきた1億5000万回分のワクチン購入を確保すること。2つ目は、各国と国際組織がベトナムにワクチンを提供するように働きかけること、3つ目は、関連技術の移転を促進することです。これらは長期的かつ持続可能な措置とみられています。」
なお、これまで、ベトナムは、1億3000万回分のワクチンを購入することに関する契約を締結し、人口の70%を対象に予防接種を行うという目標達成を目指しています。