27日、ハノイで、「ベトナム・中国経済協力促進」と題するシンポジウムが行なわれ、各省庁、部門、地方の指導者や、各大学、研究院、企業協会の代表ら100人あまりが参加しました。
席上、ベトナム・中国協力指導委員会委員長を務めるファム・ビン・ミン副首相兼外相は「このシンポジウムは両国の各省庁、地方、研究機関にとって、両国の経済協力を全面的に強化するためのよいチャンスである。党と国家はベトナム・中国の全面的かつ戦略的パートナー関係の強化を重視している」と強調し、次のように語りました。
(テープ)
「中国はベトナムの大きな相手国であり、資金、技術、観光分野での協力に潜在力があります。これまで、両国の経済関係は幅広く強化されてきました。中国は貿易、観光分野でベトナムの第1位の相手国であり、ベトナムに投資を行っている国と地域の中で第8位です。また、中国の貿易相手国としてベトナムはASEAN諸国の中でトップです。さらに、中国はベトナムの有望な輸出先でもあります。」