5日、ハノイで、「ベトナム企業フォーラム2016」が行なわれ、「ベトナムの経済調和の発展へ向けての民間経済セクターの役割向上、国内外の企業の協力強化」をテーマとしています。
このフォーラムは計画投資省、ベトナム企業フォーラム連合、世界銀行ベトナム事務所、国際開発金融機関の共催により、行なわれたものです。フォーラムで、VCCI=ベトナム商工会議所のブ・ティエン・ロック会頭は次のように語りました。
(テープ)
「外国投資誘致を目指す優遇政策を出すのは輸出や雇用創出の強化、先進技術の開発に貢献することが狙いです。外国投資は国内企業の発展に拍車をかけると思います。ですから、外資系企業と国内企業をどうすれば結合できるかが課題となっています。」
なお、ベトナム経済は回復の兆しを見せ、国会は中小企業支援法改正案、条件付き事業分野を中心とする投資経営に関する各法律の改正案を採択し、国家競争力の向上に関する決議19号、企業の発展に関する決議35号を公布したことで、新規設立された企業は初めて10万社を突破し、世界銀行グループが発表したビジネス環境ランキングでベトナムは9ランク上昇の82位となったとしています。