(VOVWORLD) - 18日、ホーチミン市で「持続可能な成長の推進力:経済、技術、エネルギーの最適化」をテーマとした2024年政策対話プログラムが開催されました。
対話の様子 |
この対話の中で、ホーチミン市人民委員会のボ・バン・ホアン副委員長は、ホーチミン市と南部各省がデジタル化とグリーン化に向けた投資誘致の準備を進めていると発表しました。特に外資系企業を含むビジネス界との協力を強化し、南部の重要経済地域への長期的な戦略投資を呼び込むための環境整備に取り組む姿勢を示しました。ホアン副委員長は次のように述べています。
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「近年、政府の大規模投資によりメコンデルタ地域への高速道路網が整備されました。しかし、主要幹線道路やその支線の開発はまだ不十分です。政府は今後、これらの道路拡張に加え、ホーチミン市からカントー市への鉄道建設も計画しています。これらのインフラ整備は、地域発展への大きな投資機会をもたらすでしょう」
一方、ベトナムビジネスフォーラム連合のニティン・カプール副会長は、デジタル化とグリーン化への投資を促進するため、ホーチミン市と各省が投資家のニーズに応える人材育成の重要性を指摘しました。カプール副会長は次のように語っています。
(テープ)
「外資系企業が進出する際、現地の優秀な人材が不可欠です。高度な技術と最新の生産プロセスに対応できる人材が求められています。また、再生可能エネルギーの開発と環境配慮型生産を加速するには、カーボンクレジット市場の早期開設が有効でしょう。こうした市場がベトナムで機能すれば、さらなる外国投資を呼び込み、ベトナムのグリーン経済への移行を加速させることができるはずです」