23日、台湾は記者団をベトナムのチュオンサ群島に属するバービン島に送り込んだことに関して、24日、ベトナム外務省のレ・ハイ・ビン報道官はインタビューに応え、次のように強調しました。
「ベトナムは法的・歴史的証拠を十分持ち、ホアンサとチュオンサ両群島に対する争う余地のない主権を主張しています。この両群島で進められる外国のいかなる行動もベトナムの承認を得ない限り、不法かつ無価値のものとなります。台湾側はベトナムと国際社会の反発をものともせず、記者団をバービン島に送り込み、緊張情勢をエスカレートさせた上で、双方の関係、また、ベトナム東部海域の平和、安定の維持に悪影響を及ぼしています。ベトナムは台湾のこの行為に断固として反対し、台湾に対してベトナムの主権を尊重するとともにこうした行為を繰り返さないよう求めます。」
ビン氏はこのように語りました。