(写真：TTXVN）

中国人民政治協商会議全国委員会（全国政協）の兪正声（ゆせいせい）主席の招きに応じて、ベトナム祖国戦線中央委員会のチャン・タイン・マン副議長率いる代表団は今月19日から23日にかけて、中国訪問を行いました。

この訪問は汚職撲滅、貧困解消、新農村作り、文明的都市建設に関する中国の全国政協の経験を参考にすると共に、ベトナム祖国戦線と中国の全国政協との友好協力関係を強化するため行われたものです。

ベトナム祖国戦線代表団との会見で、兪主席は「中国の全国政協は専門家を始め、人民各層が意見を交換したり、構想を出したりするフォーラムとしての役割を果たしており、政府の活動の監視に寄与している」と明らかにすると共に、「ベトナム祖国戦線と中国の全国政協との訪問団の交換は両国の共産党、政府の協力関係の強化に寄与する」との希望を表明しました。

一方、ベトナム祖国戦線中央委員会のチャン・タイン・マン副議長は『ベトナムの独立・自主・国際社会への積極的参入に関するベトナムの外交政策と中国との友好協力関係を重視するというベトナムの終始一貫した政策を強調した上で、ベトナム祖国戦線との関係強化に対する中国全国政協の役割を高く評価しました。