( 写真:AFP)
フランスのパリで起きた同時テロ事件で、逃走中の容疑者の捜索が続いているベルギーでは、首都ブリュッセルのテロへの警戒態勢を1週間後まで最高レベルのまま維持する見通しとなりました。
ベルギーの捜査当局は、同時テロ事件に関わった疑いがあるとして、ブリュッセル生まれのサラ・アブデスラム容疑者(26)の捜索に全力を挙げていますが、足取りは今もつかめていません。
ベルギーのミシェル首相は23日、臨時閣議のあとの記者会見で「テロの差し迫った脅威は続いている」と述べ、21日に最高レベルに引き上げた首都ブリュッセルの警戒態勢を、1週間後の今月30日まで維持する方針を示しました。ただ、警戒の一環として運休している市内の地下鉄全線と休校している小中学校などついては、25日から再開させることを決め、警察官の増員など追加の安全対策をとるとしています。
また、来月1日以降の態勢については、捜査の進捗(しんちょく)状況をみながら改めて判断するということです。一方、ベルギーの捜査当局は22日からこれまでに、国内各地で合わせて21人を拘束しました。