1948年6月11日にホーチミン主席が「愛国競争運動」を呼びかけてから76周年にあたり、5日、ハノイで「ベトナム・飛躍への渇望」と題した特別芸術プログラムが開催されました。このイベントは、文化・スポーツ・観光省の指導の下、同省の機関紙「文化新聞」が関係機関と協力して企画したものです。

「時代とともに歩む」名曲の数々で構成されたこの音楽物語は、祖国と国民への愛、そして共産党とホーチミン主席の指導力への賛美をテーマに展開されました。ホーチミン主席が76年前に発した愛国競争の呼びかけは今なお意義深く、出演アーティストたちは美しい感情を込めて観客の心に届く歌声を披露しました。

式典で、チン・ティ・トゥイ文化・スポーツ・観光次官は次のように強調しました。

（テープ）

「『ベトナム・飛躍への渇望』は政治的に大変意義深い芸術プログラムです。名だたるアーティストたちが、時代とともに歩んできた曲の数々を歌い上げます。ホーチミン主席が愛国競争を呼びかけた76年前の歴史的瞬間と、今日のベトナムの変化を振り返ることで、国民の誇りと自尊心、不屈の精神、そして党の指導の下、自力更生の意志を持ってベトナムをより強く、豊かで幸福な国家に発展させていく決意を呼び起こすことを目指しています」

同日、ホーチミン市でも「世紀の旅人の道」と題した芸術プログラムが開かれました。113年前の1911年6月5日、ホーチミン主席が祖国解放の道を求めてサイゴン（現ホーチミン市）のニャーロン港から旅立った歴史的瞬間から、困難な闘争を経てベトナム民主共和国が樹立されるまでの旅路、そして主席の遺訓に従い、民族独立と社会主義の理想を堅持し、豊かで強い国家、民主的で公正な文明社会の実現を目指す過程が再現されました。