23日夜、ハノイで、ベトナム駐在ポーランド大使館は、ベトナム・ポーランド友好協会と連携して、3月19日のポーランド人建築家のカジミェシュ・クフャトコフスキ氏の20回忌を記念する式典を行いました。
(写真:dangcongsan.vn)
席上、ポーランドのバルバラ・スジマノフスカベトナム大使は、「クフャトコフスキ氏の仲介役により、ポーランドがベトナムの文化遺産保存作業に参加しはじめた。1980年から1997年まで17年連続で、クフャトコフスキ氏は、ホイアン旧市街や、古都フエ、ミーソン遺跡地区などベトナムの世界的にも有名な文化遺産の修復作業に力を入れていた」と語りました。
一方、文化遺産局のグエン・テー・フン局長は、「クフャトコフスキ氏はベトナムの文化遺産保存事業だけではなく、両国関係の強化にも貢献した」と高く評価した上で、「クフャトコフスキ氏の姿は、文化遺産がある地域の住民の心に深く刻まれた」と語りました。
式典で、「カジミェシュ・クフャトコフスキ、特別な人の記憶」という本が紹介されました。