ミン副首相兼外相、日本の岸田外相と会談

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写真提供: Nguyen Khang

5日午後、ハノイで、ファム・ビン・ミン副首相兼外相はベトナムを訪問中の日本の岸田文雄外務大臣と会談を行いました。席上、双方は各レベルの訪問団の交換や対話の促進を通じて政治的信頼を強化することで一致しました。

ミン副首相兼外相は日本を長期的で第一のパートナーとして見做すというベトナムの一貫した政策を強調する一方、岸田外相は「日本はベトナムとの広範な戦略的パートナー関係を重視し、この関係をさらに発展させる意向がある」と明らかにしました。また、ベトナムの地雷・不発弾の除去を支援し続けるとともに国連の平和維持活動でベトナムと積極的に協力すると表明しました。

さらに、両者はともに関心のある地域と国際問題について意見を交換した他、国連やASEAN=東南アジア諸国連合、APEC=アジア太平洋経済協力会議、ASEM=アジア欧州会議など、国際場裏で協力を緊密化させること、RCEP=東アジア包括的経済連携協定、TPP=環太平洋経済連携協定などの実施で連携を強化することで合意しました。

そして、ベトナム東部海域問題に関し、両者は同海域の最近の動きに対する国際社会の懸念を受け止めた上で、東部海域の平和、安全保障、航行の自由の確保の重要性を強調するとともに関係各国は現状を変更させ、緊張情勢をエスカレートさせる行動をせず、紛争を国際法、中でも1982年国連海洋法条約、DOC=海上行動宣言に従って、平和的措置で解決し、COC=海上行動規範を早期に作成する必要があるとの見解を示しました。

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