ファム・ビン・ミン副首相兼外相は10日から11日にミャンマーで開催されていたアセアン第24回首脳会議に関する記者団のインタービューに対し、「ベトナム東部海域いわゆる南シナ海問題はサミットの主要議題となった」と明らかにしています。
ミン副首相によりますと、アセアン諸国の指導者らはいずれも中国がアセアン加盟国の排他的経済水域や大陸棚に石油リグと護衛船を搬入したことに深い懸念を示しており、これは国際法1982年国連海洋法条約、中国が締結したDOC=行動宣言などに深刻に違反する行為であり、この海域での平和、安定、航海の自由、安全保障に悪影響を与えるものでもあると指摘しています。
また、アセアンが共通の立場を表明し、当事者に対し、自制し、武力を行使せず、国際法を遵守し、平和的交渉を通じて問題を解決するよう要請する必要があることで一致しました。さらに、COC=行動規範を早期に作成する必要があるということにも合意したとしています。
ミン副首相は「アセアン諸国の首脳らが現在の海上紛争に関するアセアン外相の宣言を採択したが、これは20年ぶりのことで、アセアン内の団結を示すものだ」と明らかにしています。
海上問題のほか、アセアン首脳らが、アセアン共同体作りや、2015年後のアセアンの発展方向、アセアンの対外活動の拡大と深化、アセアンの中核的な役割の発揮などについても意見交換しました。