(VOVWORLD) -6日午後、東南部ビンズオン省で、同省党委員会のグエン・バン・ロイ書記は、三谷産業株式会社取締役会長兼北陸ベトナム相互企業進出促進協会会長の三谷充(みたに みつる)氏と会見し、投資振興について話し合いました。
会見の様子(写真:TTXVN) |
三谷産業株式会社(みたにさんぎょう)は、1928年に設立され、情報システム、化学品の販売、樹脂・エレクトロニクス、空調設備工事、住宅設備機器、エネルギーの6つの分野を中心に多角的に事業を展開する企業です。三谷産業は、1994年にベトナムで事業を始め、「ベトナム発・日本品質」を志向し、日本の品質基準と同じ基準でものづくりに取り組んでいます。今年11月、ベトナムを視察し、ビジネスチャンスを模索する予定だということです。
会見で、ロイ書記は、三谷産業のビンズオンへの進出を高く評価するとともに、「現在、ビンズオン省では65か国からの4120件のFDI=外国直接投資プロジェクトが行われ、その投資額がおよそ400億ドルに達している」と明らかにしました。
ロイ氏によりますと、省内に投資している各国の中で、日本は約60億ドル相当の344件のプロジェクトを行い、2位に立っているとしています。また、「ビンズオン省は三谷産業を含む日本と各国の投資家に好ましい条件を提示する」と再確認しました。