世界でオミクロン株対策強化 伊は屋外マスク義務復活
(VOVWORLD) -クリスマスを目前に控えた23日、世界各国が新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」の感染拡大への対策を強化しました。
(写真:THX/TTXVN) |
イタリアは屋外でのマスク着用を義務付ける措置を復活させ、映画館や劇場、公共交通機関ではより高性能のマスクの着用を義務付けました。
さらに来年1月末まで祝賀行事を全面的に禁止し、ナイトクラブは閉鎖します。ロベルト・スペランツァ保健相は「厳しい局面に入っている」と述べました。
スペインも屋外でのマスク着用を再び原則義務化します。
南米エクアドルは、国内でオミクロン株感染者が確認されたのを受け、世界で初めて5歳以上のワクチン接種を義務化しました。
タジキスタン、トルクメニスタン、インドネシア、ミクロネシア、ニューカレドニアはすでに、成人にワクチン接種を義務付けています。
フランスと英国は、1日当たりの新規感染者数が過去最多を更新したと発表しました。
「ゼロコロナ」政策を推し進める中国では、「デルタ株」の流行を受けて、人口1300万人の西安で厳格なロックダウン(都市封鎖)が導入されました。(AFP)