(VOVWORLD) - 元日の1日、世界各地で新しい年の幕開けを祝う催しが開かれました。
日本より2時間早く新年を迎えたオーストラリアの最大都市シドニーでは、観光名所のオペラハウスやハーバーブリッジの周辺で、新しい年の幕開けを祝う花火が打ち上げられました。
去年は新型コロナウイルス対策で時間を短縮しましたが、ことしは例年どおり12分間にわたって行われ、色とりどりの花火が夜空を彩りました。
日本の1時間後に新年を迎えた香港でも、ビクトリア湾周辺に建ち並ぶ高層ビルの屋上から花火が打ち上げられました。
大型スクリーンには、新年を祝うメッセージが世界各国の言語で表示され、国際金融センターらしい光景が見られました。
UAE=アラブ首長国連邦のドバイでは、日本時間の1日午前5時に新年を迎えると、中心部にある世界で最も高いビル「ブルジュ・ハリファ」に「新年おめでとう」などの文字が映し出されました。
そして、ビル全体から大量の花火が打ち出されると、集まった観光客は歓声を上げ、スマートフォンで写真を撮っていました。
一方、変異ウイルスのオミクロン株の感染が各地で急速に広がる中、イギリスのロンドンでは中心部のトラファルガー広場で予定されていた新年を迎えるイベントが中止となったほか、アメリカのニューヨークでも2年ぶりに一般の観客を入れて行われるタイムズスクエアでのカウントダウンの規模が縮小されるなど、警戒が続いています。(NHK)