(写真:AFP)
中国南部で起きた大規模な土砂の崩落では75人の行方が今も分からず、捜索が続けられている一方、地元の警察は、大量の建設残土を受け入れていた処分場の管理業者など12人の強制捜査に乗り出しました。
中国南部広東省深※センの工業団地で、今月20日に起きた大規模な土砂の崩落では、工場などの建物が埋まり、国営の新華社通信によりますと、7人が死亡し、75人の行方が今も分からず、捜索が続いています。
こうしたなか、地元の警察は28日、大量の建設残土を受け入れていた処分場の管理業者など関係する責任者12人の強制捜査に乗り出したことを明らかにしました。
中国政府は、これまで土砂崩落の原因について自然災害ではなく、処分場に堆積した大量の建設残土が崩れて引き起こされた人災だとしていて、12人に対する刑事責任を厳しく追及するものとみられます。
一方、警察は、処分場の管理業者を監督していた地元政府の幹部が27日夜、ビルから飛び降りて自殺したと発表しました。中国メディアによりますと、この幹部は50代の男性で、規則に違反してこの処分場で建設残土を受け入れる手続きを承認していたということです。
※センは「土」ヘンに「川」