
中国外務省は8日、ベトナム東部海域におけるホアンサ群島(英語名パラセル)諸島をめぐるベトナムとの対立について、ホームページ上で改めて「中国の立場」を示す資料を公開しました。しかし、これまでに出された資料と相変わらず、この資料は事実を歪曲したことを基礎に作成されたものです。この資料は中国が1974年に、武力行使で、ベトナムのホアンサ群島を占拠した事実を無視しています。この資料は国際社会からも批判されているU字ラインについて言及していません。
また、この資料は中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に石油リグを不法に設置した行為を正当化するために、詭弁を使うと共に、ベトナム船が中国の船に1000回以上も衝突したと訴えていますが、中国の船がベトナムの漁船に体当たりしてから、転覆したベトナム漁船にいるベトナム漁民を救出しなかったことについてはまったく触れられていません。