“停戦協議15日に再開を”米などイスラエルとハマスに呼びかけ

(VOVWORLD) - アメリカのホワイトハウスは8日、アメリカ、エジプト、カタールの3か国の首脳による共同声明を発表しました。
“停戦協議15日に再開を”米などイスラエルとハマスに呼びかけ - ảnh 12024年4月7日、パレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニス市から避難するパレスチナ人(写真:AFP)

ガザ地区で戦闘を続けるイスラエルとイスラム組織ハマスに対し、アメリカ、エジプト、カタールの3か国は共同声明を出し、停戦に向けた協議を8月15日に再開するよう呼びかけました。イスラエルは交渉団を派遣する意思を表明していますが、最高幹部が殺害され態度を硬化させているとみられるハマス側が応じるかはわかっていません。

アメリカのホワイトハウスは8日、アメリカ、エジプト、カタールの3か国の首脳による共同声明を発表しました。

声明は、ガザ地区で戦闘を続けるイスラエルとハマスに対し「停戦と人質の解放に向けた交渉に結論を出すときが来た」として協議の再開を呼びかけています。

そして、8月15日にカタールの首都ドーハかエジプトの首都カイロで協議を再開し、これまでの提案をもとに、イスラエルとハマスを含むすべての関係者が受け入れられる形で最終的な提案を行う用意があるとしています。

共同声明を受けて、イスラエル首相府は交渉団を派遣する意思があることを明らかにしました。

一方ハマスは、最高幹部が訪問先のイランで殺害され、イランがイスラエルへの報復の構えを見せる中で、態度を硬化させているとみられます。

ハマスが今後、去年10月の大規模な奇襲攻撃の首謀者だとしてイスラエルが非難するヤヒヤ・シンワル指導者のもとで交渉の再開に応じるかはわかっていません。(NHK)

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