20日、ハノイのバクマイ病院で診断や治療における原子医学に関する国際シンポジウムが始まりました。シンポジウムにはベトナム原子エネルギー、科学技術省所属放射線安全局、IAEA =国際原子力機関などの組織、アジア太平洋地域にある17カ国の代表多数が参加しています。
(写真:dantri.com)
シンポジウムで、バクマイ病院のグェン・コク・アイン院長は「長年にわたり、バクマイ病院とIAEAとの協力プログラムが実施されてきた。その中で、RCA=「原子力科学技術に関する研究、開発及び訓練のための地域協力協定」の実施における患者ケア・サービスの質的向上のため展開されてきたIAEAとの技術協力プロジェクトがあります。これを基礎に、ガンや心臓など感染しない病気の治療能力向上が図られます。
シンポジムに参加した代表は2017年と2018年の行動計画を提出する他、参加国の癌の診断と治療における原子医学の応用の経験を分かち合います。なお、このシンポジウムは24日まで開かれています。