3日午後、ラオスの主要な電子新聞は一斉にトー・ラム党書記長・国家主席を祝うニュースを掲載しました。ラオス人民革命党の機関紙「パサソン」電子版は、「ラオス人民革命党中央委員会書記長がベトナム共産党中央委員会にお祝いの書簡を送った」という記事を掲載しました。

（写真：TTXVN）

また、ラオス国営ラジオの電子版も、ラオス人民革命党中央委員会書記長からベトナム共産党中央委員会書記長へのお祝いの書簡の全文を掲載し、「トー・ラム氏がベトナム共産党中央委員会書記長に選出」という記事を掲載しました。その中で、就任式のトー・ラム党書記長・国家主席の演説を引用し、「故グエン・フー・チョン書記長と歴代の党指導者の革命事業の継承と発展を確認し、団結を維持し、党中央委員会、政治局、書記局の全員とともに、第13回党大会で設定された目標と任務を達成するために全党、全軍、全国民をリードし、第14回党大会を成功裏に開催し、新たな時代の発展に向けて国を確実に前進させる」というトー・ラム氏の決意を強調しました。

（写真：TTXVN）

一方、同日午後、新華社や、中国中央テレビ、人民日報など中国の主要な通信社、報道機関も、第13期ベトナム共産党中央委員会がハノイで総会を開き、トー・ラム国家主席をベトナム共産党中央委員会書記長に100％の賛成率で選出したことを一斉に報じました。中国の習近平総書記兼国家主席からトー・ラム党書記長・国家主席への祝電に関するニュースを伝えたほか、トー・ラム党書記長・国家主席の演説を引用しました。

さらに、他の国々のメディアも、第13期ベトナム共産党中央委員会の総会後の記者会見でのトー・ラム党書記長・国家主席の演説を大々的に報じ、特に腐敗・不祥事との闘いの継続的取り組みを強化することを強調しました。日経の英文メディア「日経アジア」に掲載された記事では、「トー・ラム党書記長・国家主席は、ベトナム共産党がこれまで進めてきた腐敗と不祥事との闘いを継承し、調和のとれた外交政策を継続することが期待されている」と述べています。

トー・ラム国家主席がベトナム共産党中央委員会書記長に選出されたことに関するニュースや記事は、フランスのAFP通信、ロシアのタス通信、タイの英語日刊新聞「バンコク・ポスト」、シンガポール最大の新聞「ザ・ストレーツ・タイムズ」などの多くのメディアでも報じられました。