(VOVWORLD) -2日午前、ハノイで、チャン・ホン・ハ副首相は「2021年~2030年の国家エネルギーマスタープランと2050年のビジョン」の審査評議会会議を主催しました。
同マスタープランに盛り込まれている国家エネルギーには石炭、ガソリン、石油ガス、再生可能なエネルギー、電気があります。このマスタープランは社会経済開発と工業化近代化事業の需要に応えるため国家のエネルギー安全保障を確保する目標を掲げています。
これによりますと、ベトナムは2021年~2030年期において、年平均のGDP=国内総生産の伸び率が7%に達するという目標遂行を目指し、エネルギーの需要を満たすために取り組みます。
また、このマスタープランはベトナムが2050年までに温室効果ガスの排出量実質ゼロ(カーボンニュートラル)を目指し、2030年にエネルギー全体に占める再生エネルギーの割合が15%~20%に、2050年に80%~85%に達する目標を掲げています。特に、2030年にいくつかのクリーンエネルギー開発センターを建設するために注力するとしています。
ハー副首相は次のように語りました。
(テープ)
「水素、アンモニア、原子力発電など次世代エネルギー利用を研究する必要があります。このマスタープランは私たちが開発できる幾つかの種類のエネルギーについて触れていません。例えば、海洋エネルギーです。これは将来における永久に与えられる無限のエネルギーだと思います」