15日ハノイで開かれている第14期国会第2回会議で、商工省のチャン・トァン・アイン大臣に対する質疑応答が行なわれました。質疑応答には国家予算に1兆ドン相当の損害をもたらした大規模なプロジェクト5件、水力発電所の大量脱水の手順、肥料の偽装問題、合法的貿易保護措置などの問題が取り上げられました。輸入超過問題の解決に関して、国会議員の質疑に答弁した際、チャン・トァン・アイン( Tran Tuan Anh) 大臣は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムは世界経済への参入を進めている最中、多国間関係を発展させる方針があります。貿易関係において、国の発展の需要に応え、経済競争力を確保できるような持続可能な関係を優先的に発展させます。各国との貿易収支のバランスをとるため、唯一の方法は経済競争力の向上、安定した成長モデルの確立、行政手続きの簡素化、オープンかつ順調な経営投資環境作りなどに力を入れるということです」
国家予算に1兆ドン相当の損害をもたらした大規模なプロジェクト5件に関して、チャン・トァン・アイン ( Tran Tuan Anh) 大臣は次のように語りました。
(テープ)
「これらのプロジェクトに対する解決策が全面的に検討され、その中で、資本の保全という目標が確保されなければなりません。そして、プロジェクトを売却したり、株式化したり、または、倒産の発表を行なう可能性があります。第2はこのような状況を再発させないこと、それぞれの段階における個人と組織の責任を究明することです。経験や教訓に関して、国営企業の管理モデルの刷新や経済発展における国営企業の役割の確定などを進める必要があります。」
同日午後、チャン・トァン・アイン大臣による質疑応答に続いて、資源環境省のチャン・ホン・ハ大臣は国会議員の質疑に答弁しました。