第15期国会第10回会議を続けて、8日午前、国会はハノイ、ホーチミン市、ダナン市という全国の主要3都市に関する特別なメカニズムと政策について集中的に議論しました。これらは、分権・権限委譲、資源動員、都市ガバナンスのモデルに直接関わるもので、インフラのボトルネック解消や、三大都市に新たな発展の余地を生み出すことが期待されています。

第15期国会第10回会議の様子（写真：TTXVN）

討議では、ハノイ、ホーチミン市、ダナン市の大都市が新たな段階で迅速かつ持続的に発展できるよう、突破口となる特別メカニズムや政策の導入に多くの議員が賛同しました。また、政策は明確な重点を持ち、各都市の資源や発展ニーズに適合し、2013年憲法やベトナムが参加する国際条約に整合している必要があるとの意見が出されました。

さらに、特に三都市で展開される公共交通指向型開発（TOD）に関するプロジェクトなどの事業を進めるにあたり、土地・財政メカニズムの見直しと透明性確保が不可欠であると指摘されました。