(VOVWORLD) -このイベントは、「水を飲むとき、井戸を掘ってくれた人の恩を思う」、「恩に報いる」というベトナム民族の美意識を示すと同時に社会全体に対して革命功労者の恩に報いるよう呼びかけた上で、愛国心、民族自尊心を発揚し、祖国防衛事業のために犠牲になった先輩に対する若い世代の責任を高めることが狙いです。
7月27日の傷病軍人・戦没者の日77周年記念日に当たり、5日夜、ハノイ市内のオペラハウスで、「国土とともに永遠に生きる」と名づけられた芸術交流イベントが行われ、省庁・部局の指導者、「英雄の称号」を持つ母親、烈士の遺族などが列席しました。
このイベントは、「水を飲むとき、井戸を掘ってくれた人の恩を思う」、「恩に報いる」というベトナム民族の美意識を示すと同時に社会全体に対して革命功労者の恩に報いるよう呼びかけた上で、愛国心、民族自尊心を発揚し、祖国防衛事業のために犠牲になった先輩に対する若い世代の責任を高めることが狙いです。
イベントで発言に立ったベトナム烈士遺族支援協会のホアン・カイン・フン会長は次のように語っています。
(テープ)
「統計によりますと、全国にはおよそ120万人の烈士がいます。国家が統一されて以来、50年間が経ちましたが、今なお、ベトナムの民族は、約53万柱もの無名烈士に対する身元の特定という重大な仕事をしなければなりません。そのうちの18万柱の遺骨は戦場に点在しています」