(VOVWORLD) -24日~26日まで、タイ東北部ナコーンパノム県で、ホーチミン主席記念館管理委員会、および同県在住ベトナム人の代表は、グエン・フー・チョン書記長の逝去を悼む式典を行っています。
ホーチミン主席記念館管理委員会の代表者であるグエン・バン・トウエンさんは次のように明らかにしました。
(テープ)
「グエン・フー・チョン書記長が7月19日に逝去したお知らせを受け、私たちは、とても悲しみにたえません。これは、ベトナムにとって大きな損失ですから」
チョン書記長はベトナム共産党の最高指導者を務めてから、2度にわたってロシアを訪問し、ロシア在住ベトナム人の代表者と話し合いました。ロシア在住ベトナム人協会のチャン・フー・トアン副会長は、2回もチョン書記長を迎えた人です。
チョン書記長(左)とトアンさん(右) |
トアン氏は次のような思い出を語っています。
(テープ)
「2014年に、チョン書記長がロシアを訪問した際、彼と初めて出会いました。当時、私は、長期の国外駐在ベトナム共産党委員会委員長として紹介されました。その直後、チョン書記長は私に『長期の委員長は、大衆、党員から信頼を得るため、党員、革命家としての道徳的性格を保つように取り組んでください』と言いました」
一方、ロシア科学アカデミー傘下経済研究所のグエン・コック・フン上級専門家は、ロシアで2度もチョン書記長に会いました。
(テープ)
「チョン書記長は素朴で親しみやすい指導者です。2014年の出会いでは、チョン書記長は、ロシア在住ベトナム人の代表者との話し合った際、『どこへ行っても、自分自身がベトナム人であることを記憶しなければならない。どんな職務に就いても、自分自身がベトナム人であることを考えながら、国際的な友人に対して自国の文化やイメージを伝える必要がある』と教えてくれました」
チョン書記長はこの世を去ったものの、国外在住ベトナム人の人々は、自らの心に書記長の姿を残して、互いに団結し合い、強固で豊かな祖国ベトナムの構築に貢献しています。