国連総会の軍縮問題を扱う委員会は、日本が主導して提案した、核兵器の廃絶に向けて世界が行動し朝鮮民主主義人民共和国に核開発の即時停止を求める決議案を、圧倒的な賛成多数で採択しました。
日本は、核兵器の廃絶を求める決議案を毎年、国連総会の軍縮問題を扱う第1委員会に提案していて、ことしは、これまでで最も多い100を超える国が共同提案国となりました。
決議案では、世界が核兵器の廃絶を目指して実効性のある行動を取り、当面は核兵器を使用しないようあらゆる努力を払うことや、核兵器の拡散の防止に努めることなどを呼びかけています。
また、朝鮮民主主義人民共和国に対して、安保理決議を無視してことし2月に再び核実験を強行したことを強く非難するとともに、ニョンビョンにある原子炉を再稼働させる動きを見せていることに懸念を示し、核開発の即時停止を求めています。
決議案の採決は4日行われ、賛成が164か国、棄権が中国やロシアなど14か国で、反対は朝鮮民主主義人民共和国1国にとどまり、圧倒的多数の賛成で採択されました。