ゴック次官＝infonet.vn
既にお伝えしましたように今月12日から14日にかけて、アメリカのジョン・ケリー国務長官がベトナムを公式訪問しています。この際に、ベトナム外務省のハ・キム・ゴック次官はベトナムとアメリカとの関係について新聞記者の取材に応えました。
ゴック次官によりますと、ベトナムは独立、自主、平和、協力、発展、国際関係の多様化、全方位の外交路線を基礎にして、アメリカとの関係を常に重視しており、アメリカの新政権と共に、政治体制、それぞれの独立、主権、領土保全、内部不干渉、互恵協力、アジア太平洋地域の平和、安定、協力の維持に寄与するという基礎の下で、両国関係をさらに発展させる用意があるとしています。また、ベトナムはアメリカを含む相手国と共に、国際法の尊重を基礎にして、アジア太平洋地域における平和、安定、協力、発展域内での多極化と民主化、及びASEAN=東南アジア諸国連合の中核的役割を維持したい意向にあります。ベトナムとアメリカとの関係の中で、ベトナムは両国間の協力規制の遂行、各レベル代表団の交換を続行すると共に、アメリカの投資家をさらに誘致する為に有利な投資経営環境作りに努力してゆきます。さらに、テロとの戦い、エネルギー安全保障、食糧の安全保障、気候変動対策などの分野においてアメリカとの協力を維持することになります。