3日午後、ベトナムを国賓訪問中の天皇皇后両陛下は首都ハノイでの日程を無事終え、中部フエ市へ向かいました。
チャン・ダイ・クアン国家主席夫妻は、天皇皇后両陛下と別れぎわ「ベトナムの指導者と国民は、両陛下の有意義な親善訪問に感銘を受けた」と明らかにすると共に、天皇皇后両陛下が首都ハノイの滞在期間中に素晴らしい思い出を忘れないよう希望しました。また、クアン主席は天皇皇后両陛下に対し1993年に世界文化遺産として認定されている古都フエの文化的独自性を紹介しました。
一方、天皇陛下は「初めてのベトナム国賓としての訪問は数々の行動があった。両国民の交流活動が深化されている背景の中で、今回のご訪問は相互理解の強化と両国民の友好関係の緊密化に寄与してゆく」と明らかにされました。