(VOVWORLD) - 24日午後、ハノイでファム・ミン・チン首相の主宰により、新型コロナ対応策を協議する政府会議が行われました。
席上、グエン・タイン・ロン保健大臣は新型コロナの第4波が猛威を振るっており、市中感染者は2253人を突破し、今までの第1,2、3波の総数を上回って、30の省と市に拡大し、感染力が強い変異株が出現していると明らかにしました。
一方、チン首相はこれから工業団地や人口密度が高い地域での感染が複雑に推移する恐れがあることからより断固たる措置を講じなければならないと強調しました。
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「ワクチン購入と接種を加速すべきです。また、国内のワクチンの研究・開発・生産にも力を尽くさなければなりません。各省庁、部門はワクチンの生産を激励する政策を講じる一方、ワクチン接種を進め、新型コロナ対応の最前線に立っている人々を優先させる必要があります。また、工業団地で働く労働者に対するワクチン接種も優先させるべきです。というのは工業団地での新型コロナ感染拡大は社会コミュニティの健康や生産経営活動に深刻な影響をもたらすからです。」
このように語ったチン首相は隔離規制を再点検し、工業団地に対する適切な新型コロナ対応策を講じるよう指示しました。